ランディングページとホームページの違い

お盆休暇直前ではありますがお仕事上のお話を一つ。

よく縦に長く説明が書いてあるページをよく目にするかと思います。これがランディングページ(以下LPとします)です。LPは縦1枚で一つの商品或いはサービスに関するほぼ全ての情報を網羅し、ページ下に購入・申込フォームを設置してユーザーにアクションを起こしてもらう特設ページです。

それに対しWEBサイトというのはTOPページ・商品紹介ページ・お客様の声・会社概要・お問い合わせ、など各ページが別々に構成されており、ページ上部の横並びメニューから各ページへ飛べるようリンク構成されている複数ページのサイトを指します。

厳密にはLPもWEBサイトの一種ではありますが、両者はある程度棲み分けがされています。両社はページ数だけでなく立ち上げ後のPR方法が大きく違います。検索エンジンサイトで上位に表示させるための対策(以下SEO)との関連性を踏まえておさらいをしておきたいと思います。

LPはどんなに縦に長くボリュームがあってもページ数としては1ページです。SEO的には1ページ単体しか存在しないサイトより複数あるページの方が一般的に評価が高くなります。ページ数が多ければ多いほど検索時に上位に来やすくなる(評価項目は他にもたくさんあります)のです。

ですのでLPを作って世に出しても、検索してすぐ上位に来る事はなかなかございません。「商品名」での検索のように、誰でも知っている・すぐに検索される様な単語での検索であれば問題は無いのですが、LPは検索を通してその商品の事を知らない一般の方(新規の方)に遭遇する事が本来の目的ですので、あくまで一般名詞の組み合わせで検索された時に上位に来る必要があります。

例えば商品が「AKIエッセンス」という名前の場合、その商品名を既に知っているユーザーは直接その単語で検索されるでしょうから、すぐにそのLPに出会う事が出来ると思います(SEOは固有名詞での上位表示は比較的容易だからです)。

しかしその商品名を知らないユーザーがこのLPと出会うためには、例えば「乾燥肌 美容液」などご自身の悩みや目的に沿った一般名詞での検索の際に、1ページ目に来ておく必要があるのです。ところがそのようなキーワードの場合、乾燥しない美容液を販売している全てWEBサイトが競合になります。それこそ溢れかえる程存在する競合他社の中で上位10位以内を目指さなければなりません。当然ながら1ページしかないLPの場合、上位10位以内に入る事は非常に難しいと言えるのです。

もちろん「乾燥肌 美容液」でのSEOは、複数ページを用意するWEBサイトでもよほどの大規模サイトを作らない限り10位以内を確保する事は難しいです、ただLPで挑むよりはまだ「まし」であるという比較のお話をさせて頂いています。

ですのでLP作成後にほ、とんどの場合ネット広告でPRを図る事になります。YahooやGoogleにはそれぞれネット広告(1クリック課金型広告)が提供されており、そのサービスに予算を投じて広告を配信する事で広告欄へのLPの露出が可能になります。

具体的には先ほどの「乾燥肌 美容液」で検索をされた際、通常の検索結果よりも上の位置に通常4件の「広告サイト」が表示されています(広告位置は下にもあります)。この広告欄にLPを表示させるのです。そうする事で通常の検索1位のページよりも上にある位置でユーザーの目にとめてもらえるのです。

1クリック課金型広告はクリックされて初めて課金されます。表示されるだけならクリックはされませんし、月々の予算を決めて表示管理ができます。いろいろな単語で表示をさせる事ができる大変便利なツールであり、現在LPを作った際は必ずと言っていいほど一緒に展開されています。

これは複数ページあるWEBサイトでも同様で、最近は高確率でネット広告とのセット展開がされています。現在はどのようなジャンルのサイトを出すにしても非常に多くの競合WEBサイトが存在しておりますので、新しく立ち上げをしてもすぐに検索で上位に来るものではなく、上位表示されるためには多くの時間や費用がどうしても掛かってしまう事が理由として挙げられます。

まとめとなりますが、LPはWEBサイトと違い1ページで制作が済むため費用的には割安になる事が多いと思います。ピンポイントで商品をPRしたい場合はLPを作り、セットでネット広告を利用した展開をされるべきだと思います。

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