ここではネットショップを開設したい方或いは、もう運営してあるオーナーの方に、ほんの少しだけネットショップに関する運営のコツを紹介致しましょう。
現在たくさんのネットショップが存在する中で、ご自身のショッピングサイトがきちんとした利益を生む為には、きちんとしたノウハウとコンセプトを明確にした運営が重要です。さらに出店後の計画的な「更新や変更」も必要不可欠になってきます。
アクセスして、全ての画面が表示されるのに時間が掛かるページを「重いページ」と呼びます。サイトのリサーチ結果でもユーザーが嫌いなページ1位は「重たいページ」ですから、そんなページをユーザーは観てはくれません。例えば1枚画像を分割表示する等をして1ページのサイズを軽くしておく事が必要です。
まずはすぐに表示されるホームページである事、この最低条件をクリアできているか確認しましょう。
せっかくいいサイトを作っても、サイトの存在を訪問して欲しいユーザーに知ってもらわないと前に進みません。
その為にはまず各種検索エンジン(YahooやGoogle等)で、そのサイトの「ウリ」に関連したキーワードを設定し、そのキーワードで上位に表示されるようにしなければなりません。
上手く検索結果の1~3ページ目までに表示されれば、新規ユーザーの目にも止まるようになるはずです。
皆さんはサイト内のテキストに気を使っていますか?文章はただ細かく羅列すればいいものではありません。出来るだけ短い文章で、かつわかりやすいものにするべきです。
特に高度な技術が必要なのではなく、伝えたい事が何なのかが誰にでもすぐ理解できる文章であればいいのです。
自分がこれを表現したい、という運営者側に立った文章ではなく、読む側に立った文章にしてあるかをチェックしてみましょう。
ご自分のサイトの品揃えを一度確認してみて下さい。そのほとんどが緊急に買い求める必要のないものではありませんか?
普通に考えると、商品を今すぐ買いたいものだけで埋め尽くす事は出来ません。それ位モノが溢れている時代なのだから当たり前ですよね。
それでもこんなものがあったら買いたいな…という商品があれば、それがキーアイテムとなるのです。その視点でもう一度商品のラインナップを検討してみましょう。
メールマガジンは発行するのが簡単で、手軽にユーザーへ宣伝メールを送る事が出来る便利な販促手段です。
しかし単に商品の宣伝メールを送り続けるだけだと、受信側も次第に飽きてきたり、面倒臭くなってきたりします。
マガジンと命名されている位ですから、購読者の興味をひく、楽しめるメールマガジンを発行するべきだと思います。
ショッピングサイトの商品紹介ページはどのようなレイアウトになっているでしょうか?商品の写真と説明文とが1ページ内にぎっしりと詰め込まれてはいませんか?
基本は1ページに1アイテムの紹介でまとめましょう。ユーザーには1ページを使ってしっかりと商品説明をして、申込フォーム等をその下につけておけば他の商品を観る前にその商品をどうするか検討してもらえます。
きちんと1つずつ判断してもらえるようになるのです。
配送料や代引き手数料は、ユーザーが商品代以外に必ず計算する重要な部分です。その部分がネックで購買に至らない事もあります。
そこで例えば配送料は全国一律にして、代引き手数料等は商品代に含めておき、「サービス」と表示します。ユーザーはお得感が増すので迷う可能性が少なくなります。
さらに支払い方法は「代引き」のみにしたり、宅配業者も1件のみにするのも、ユーザーに迷わせない工夫となります。
商品を並べる際に「品揃えを豊富に」と考えて、1品目でも何色も色のバリエーションを用意したり大きさもいろいろ選択できたり…となりがちです。
でもこの種類の豊富さは逆にユーザーを大いに迷わせる場合があります。悩む行為はストレスとなりますから、結局購入してもらえない場合があります。
品揃えはシンプルに、ユーザーにあまり迷わせないというのが確実な売上につながります。
よく「今お買い上げの方は10%OFF!」という文句を見かけますが、値引きするよりも、何かおまけをプレゼントとして付ける方がユーザーに喜ばれます。
「ものをタダでもらう」というのは、商品以外に別に付いてくるのですから、実は思う以上に効果のあるものなのです。
但しずっとプレゼント期間中と思われないように「今ならプレゼント中」という文句が望ましいです。
ユーザーの要望に対応できる商品や知識、システムやスピード、こうしたサービスを充実させる事がネットショップでの接客力を上げる事になります。
メールは自動返信にしてユーザーにすぐ注文内容を伝え、商品に関する問い合わせには迅速に応じ、クレームには迅速に先手を打って応対しましょう。
この接客の積み重ねが、やがて評価され口コミで他のユーザーへ流れていくようになるのです。
上記項目はスライドします。