ホームページサーバー選択サーバー選別方法について

ホームページを運営するレンタルサーバー

サーバーは実際に目で観る事がほとんどありませんのでなかなかその存在を意識できませんが、ホームページ運営に必ず必要となる機器です。目で判断できないのですから実際に書面などに表記してある情報資料を元にして、しっかりと検討するべきだと考えます。

一番は弊社の様なホームページ制作代行会社にお任せする形が一番かと思いますが、必要とするセキュリティの有無や「ディスク容量」、料金プラン体系などは最低限把握して頂きたい部分です。

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サーバーはどのようにして選ぶべき?

独自ドメインを運営する為にサーバーをご自分で選ぶのであれば、基本的には自由に選べます(制作会社が選別する場合は必ずしもそうでない場合がございます)。どのサーバーを選んでも見た目にはそれ相応の機能を満たしておりますので大丈夫だとは思いますが、あえてここでホスティングサーバー選びのポイントをご紹介いたします。

ここからは、自分でドメインを取得してサーバーを準備するお客様向けとなります。各種プロバイダ業者が提供しているサーバースペースを利用する場合は当てはまりませんのでご注意下さい。

Q&A集 独自ドメインとは? SSL設定済みサイトの引越しについて

レンタルサーバー選びのポイント

■サーバーの利用料金は予定内に収まるか?

サーバーを利用するためには、初期の申込費用(サーバー準備・設定のための費用)と月々のレンタル料とが必要です。ホスティングサーバー業者によってその料金やプランはまちまちです。

選ぶときの一つのコツとして、月々の支払いとは別に年間先払いのプランを用意しているホスティング先がございます。月々の支払いをおこなうより、向こう1年間分まとめて支払いをした方がお得になるように設定されていますのでおススメです。ただし、1年間分を先に支払いしてしまう訳ですので、途中で解約したいとなっても料金は返金されませんのでご注意下さい。

プランによって、そのサーバーの特徴・仕様が変わって参ります。ご自分のご予算と合わせて適切な料金プランをお選び頂きたいと思います。

■サーバーのディスク容量は十分か?

サーバーの料金プランを比較する際に一番重要なのが、「ディスク容量」です。ディスク容量とは、そのサーバーの中でどれ位のエリアを使うことが出来るのかを示す値です。ホームページにしてもメールにしてもサーバーの中に存在するものは容量を取っていますので、ほとんどのサーバーでこのディスク容量に一定の制限が付いています。
例えばWEBサーバー容量が1GBまで、メールサーバー容量が1GBまで、合計2GBという具合です。

WEBサーバーとメールサーバーとでそれぞれディスク容量を別々に設定されている場合と、まとめて一つのディスク容量という場合がございます。前者の場合、ホームページのページ数や画像はほとんど使っていなくてもメールがどんどん溜まってしまいそうならば、それを想定して十分な容量が必要だとお考え下さい。

ちなみにこのディスク容量を超えてしまうと、メールが受信出来ない、新しい写真画像やページを追加できない、などの障害が発生します。与えられるディスク容量は多ければ多いほど良いと考えてもらって構いませんので、チェックしてみて下さい。

■オプションサービスの内容は十分か?

ホスティングサーバーは、ホームページのファイルを載せる意外にも様々なプログラムを動かすことが出来ます。一般にCGI・PHP等と呼ばれこのプログラムが動くサーバーであれば、お問い合わせ入力フォームや掲示板・検索などの各機能が動かせるようになります。
こういった機能を利用する事が予定されているのなら、最初からいろんなオプション機能を使えるようにしてあるホスティング会社を選ぶ事が大切です。

その中でも、今主流になっている「ブログ機能」が最初から使えるようになっているサーバーなどはポイントです。「社長ブログ」「STAFFブログ」と題して、ご自分でブログを書けるようにされている会社が非常に多くなりました。無料のブログサービスではなく、そのWEBサイトの中でのオリジナルブログにしてある事は、その会社のWEBサイトを通しての品質アップ・イメージアップにつながります。

特に、Movable Typeと呼ばれるブログシステムが最初から組み込んであるサーバーは非常に使い勝手もよく、カスタマイズがしやすいなどのメリットがあるので、非常に好まれている傾向にあると思います。もちろん最初からではなく、後からオプションで追加できるという所もあるでしょう。

全てをホームページ制作会社に任せている場合でも、当然ながらイチから開発してもらうより、こういったオプションサービスが用意されているサーバーであればそれを使ってもらう事で作業効率が上がり、制作料金・更新料金も軽減されるはずでございますので、是非確認してみて下さい。

■アクセス解析は簡易版でもついているか?

アクセス解析は非常に重要なサイト診断ツールですが、最近のホスティングサーバーは簡易版ではありますが最初からこのアクセス解析を搭載している所が多くなりました。このアクセス分析は今後のサイトの更新などに必要ですので、アクセス解析ツールを提供しているサーバーを選びましょう。

ただし、ほとんどの場合が簡易版のアクセス解析ですので、本格的な診断をしたい場合や、個人的にこのようなデータを観たいなどという場合は、やはり本格的なアクセス解析を別に設置する(あるいは設置してもらう)事が必要です。

細かいことを述べさせて頂くならば、例えばその簡易版アクセス解析のオプション機能で、
同じ日に同じユーザーからの複数訪問はカウントしない機能
(これがないと、同じ日に何度も観てしまう訪問者を1人とカウントできないので正確な数値になりません)
があるかどうかとか、或いは別の機能で
アクセスカウンターの画像にいろんな種類があるなどはチェックしておきましょう。

SSL設定済みサイトの引越しについて

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複数サイトを運営する場合の注意【2019年8月23日:追記】

お客様によっては一つのレンタルサーバー契約の中で複数のサイトを運営する場合もあると思います。一つのプラン契約の中でいくつもの独自ドメインを設定する事で、アドレスの違ういろいろなサイトを管理する事ができる、非常に便利で維持費削減につながる手段です。最近は月額利用料が安く、Wordpressも自動インストールができ、無料SSLも設定できるサーバーばかりになりましたので、複数サイトを運営する上でも十分な環境が整備されています。

格安プランで発生した複数サイト運営時の問題例

ただし、中には複数サイトの運営に注意が必要なサーバーもあります。サーバー自体というよりも契約するプランによって思わぬ機能制限にあったケースを一つご紹介しておきます。

とある某レンタルサーバーの契約プランの中に月額500円の「格安プラン」が用意されております。そのプランを契約して複数サイトを運営する事になり、さらに各サイトごとにドメインメールを利用する事になりました。

管理画面上からメールアカウントの登録をするのですが、アカウント名が増えていくにつれて、おや?と思う事がありました。既に2つの独自ドメインを設定済みであるにもかかわらず、メールアドレスの欄には@の前の「アカウント名」しか表示されていません。具体的に言いますと、info@aaa.com のメールを登録したのですが、画面上では「info」しか表示されていないので、それがaaa.com のものかbbb.com のものか、表面上区別がつかないのです。

他の部分をくまなく見ていると、注意書きのところに「メールアカウントは全ての独自ドメイン共通となります」と記載がありました。確認のため問い合わせたところ、「個別受信ではなく全体受信です」との返答でした。つまり、info@aaa.com で受信した内容は、info@bbb.com でも同じ内容を受信できるという事でした。

担当者いわく上位のプランからは個別受信ができますという補足をもらいました。つまり上位プラン料金を契約しない限り、info@aaa.com とinfo@bbb.com とでそれぞれ個別にメールの送受信をする事はできないという意味でした。

両ドメインの管理者が一緒であれば運営としてはそれほど問題は無いかも知れませんが、そのメールが本来「aaa.com 」宛てに来たのか「bbb.com 」宛てに来たのかが、表示されているメールアドレスからはわからないので、一度メールの内容を確認するなど管理の手間が発生します。当然返信ミス等も出てくる可能性が大いにありますので注意が必要です。

こういった全体受信ではなく個別受信ができる契約プランももちろんございますので、サーバーはよくよく調査鵜の上選びましょう。

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