DNS設定変更に伴うプロパゲーションQ&Aヘルプ集

DNSとは何ですか?

DNSとは、サーバーとドメインをつなぐ窓口の様なものです。

本来ホームページとはIPアドレスという数字コードの羅列で識別されており、例えば211.181.21.269などの数字の並びがそうです。

この数字の区別で全世界のWEBサイトの一つ一つを識別している事になります。

ですが数値の区別では正直わかりにくため、わかりやすくしたのが「ドメイン」と呼ばれるアルファベットの羅列です。

DNSサーバーによる中継

皆さんが見る本サイトのドメイン名はakiplan.jpです。このアルファベットの文字をドメインと呼び、アドレス欄に入力する事でそのホームページが表示されます。

このドメイン名のakiplan.jpと、本来の番号であるIPアドレス「211.181.21.269」とをつなぎ合わせる役目を果たすのがDNSサーバーです。現在世界中に無数のDNSサーバーが存在します。

この無数のDNSサーバーのどれかが、ユーザーのパソコンからのアクセスがあった時に、そのドメイン名と紐づくIPアドレスを持つサーバーへと中継してくれるのです。

まずはDNSサーバーに飛ぶ

WEBサイトを閲覧する際には、いきなりWEBサイトが格納されているサーバーを探したりはしません。

まずは先述の紐づけリストで「対」になっているIPアドレスを識別するために「DNSサーバー」にアクセスします。

そこで紐づけされたIPアドレスのサーバーへ飛んでいく訳です。

ただし全世界のDNSサーバーで紐づけ情報が新しく更新されるまでには時間が掛かります。これが後述するプロパゲーションです。

サイトの引っ越しの時は紐づけが変わる

サーバーの移転をした場合、移転前のサーバーつまりIPアドレスにドメインの紐づけはされなくなり、新しいサーバーのIPアドレスと紐づけがされます。

ドメインは引き続き同じものを利用しますし、それぞれのサーバーに設置しているIPアドレスも変わりませんが、紐づけのみを変更する事で対応しています。これがDNS変更です。

旧サーバー
ドメイン名 akiplan.jp
IPアドレス 211.181.21.269
新サーバー
ドメイン名 akiplan.jp
IPアドレス
DNS設定の変更
121.168.1.151

ドメイン名とIPアドレスとの「紐づけリスト」を全世界共通で設定し、その内容を書き換えるだけで全世界のDNSサーバーが読込先を変更していく訳です。

プロパゲーションとは何ですか?

ドメインのネームサーバーを書き換えた後、プロパゲーションと呼ばれる期間になります。

ドメイン情報の書き換えをおこなうと世界中のDNSサーバにそれが反映されます。しかしその情報が全世界に行き渡るタイミングは各DNSサーバーによって異なるため、書き換え前の情報を持つDNSサーバーと書き換え後の情報を持つDNSサーバーとが混在します。

利用しているDNSサーバーによって、旧サーバーと新サーバーのどちらに辿り着くか不明な時期であり、この期間の事をプロパゲーションと言います。

プロパゲーションの期間中は、WEBサイトにアクセスした際に旧サーバーと新サーバーのどちらに行っても良い様に、で両方のサーバーにサイトを格納しておく必要があります。

また、メールも同様に新旧どちらのサーバーに届くか分からないため、両方のサーバーからメールを受信する必要があります。移転前にメールアドレスを新旧の設定で2つ設定するのはこのためです。

プロパゲーションは、世界中のDNSサーバーにドメイン情報の書き換えが終わるまで続きます。一般的には、世界中のDNSサーバーが完全に更新されるまで1~3日程度といわれています。

自分のPCでは新しいサイトが表示されメールも送受信できる状態であっても、外部ではまだ反映されていない端末もあるので、すぐに移転前のサーバーの内容を消したり、即解約せずに待機して下さい。

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